DavidCadogan.ca Forums » DavidCadogan.ca

弘美も、時間と労力をふんだんに費った贅沢な造りに圧倒された

(1 post)
  • Started 12 years ago by r78p2399

  1. 通りがかった露店でサムアップコーラを買った。路上にしゃがみ込んで飲む。もう格好なんてかまっていられない。「な、あれ見て。かっこいいやんか」 啓子が指さす先を見れば、紫の羽根飾りをターバンに付けた白い制服の大男が二人、石造りの立派な門構えの前に不動の姿勢で直立していた。カルカッタで最高級とされるオベロイ・グランドホテルの門衛だ。ガイドブックによれば、オベロイ・グランドは一泊五百ルピーもする,エルメス ピコタン サイズ。「ものはためし、行ってみよか」「勝手に入ったりしたら叱られるんじゃない?」「大丈夫や,エルメス 時計 クリッパー。私ら、これでも世界に冠たる経済大国日本の先兵ですよ」 経済大国の先兵は二枚千五百円のTシャツに汗じみたよれよれジーンズをお召しになるらしい。 門衛は二人を咎《とが》めはしなかった。それどころか、インド国章を刻み付けた重々しいガラス扉を引いてくれもした。 中は意外に広く、また豪華だった。ロビーの床は一枚が二メートル四方もある白い大理石貼り、太く丸い柱は大理石にアラベスクの象嵌《ぞうがん》、同じく大理石貼りの壁にもイスラム風の花模様が浮彫りされている。仰ぎ見るほど高い天井には、そこここに、重厚な金色のシャンデリアが吊られ、スポットライトと共に、奥の壁面に掛けられた緞帳《どんちよう》に淡い光を投げかけていた。緞帳には叙事詩「ラーマーヤナ」の一場面が織り込まれている。「これを、風格というんやね。日本のホテルではとてもこうはいかへん」 啓子が感心する。弘美も、時間と労力をふんだんに費った贅沢な造りに圧倒された,hermes トート キャンパス。客の身なりも、男はスーツにネクタイ、女は絹に金糸のサリーと、明らかに上流階級を思わせる。ターバンを巻いたシーク族の大男が多いのは、インド国内における彼らの経済的優位性を示している,エルメス 財布 ドゴン。 啓子は村山の写真を持ってカウンターへ行った。フロントマンの反応はさっきまでとはまったく違っていた。写真を手に取ることもしないし、見覚えがあるともいわない。横眼で一瞥するだけで、あとは無視。薄汚ないヒッピーが何をほざいておるか、というような態度だ。それでも、啓子は執拗に二人目、三人目と訊いて行く。五人目の、中で一番若いフロントマンが不審な素振りを見せた,エルメス 手帳 値段。知っているのに、無理に知らない風を装っているように弘美には思えた。「これ、私のたった一人の兄です,hermes バーキン 値段。もし見覚えがあるなら、お願いだから教えて下さい。私たち、兄を尋ねてはるばる日本からやって来ました」 啓子は、たどたどしくはあるが、感情を込めて訴える。-------------------------------

    Posted 12 years ago #

RSS feed for this topic

Reply

You must log in to post.